清掃箇所と方法

上下左右のファイバクランプおよび、切断刃を必ずエチルアルコールをひたした綿棒で清掃してください。

※これらの清掃を行わないと、光ファイバをクランプする力が弱まる、光ファイバの高さがずれてしまうなどの理由で、規定の傷の大きさが得られず、良好な切断ができなくなります。

ファイバクランプ1
ファイバクランプ2

切断刃の回転

清掃しても切れない場合は、以下の要領で刃のポ
ジションを変更してください。

  1. ブレードカバー・心線屑箱を取り外す。
  2. 刃スライドボタンをロックする位置まで押す。※1
  3. 切断刃止めネジを緩める。
    (六角レンチ1.5mm)
切断刃の回転
  1. 切断刃のポジションを1穴分移動させる。
    (コットン・綿棒などを介して回してください)
  2. 切断刃止めネジを締める。
    (切断刃止めネジを強く締めないでください。
     刃・カッタ本体の破損の原因となります。)
  3. ※1  手順2の後、屑回収装置を外すと、より簡単
       に切断刃を回転することができます。
切断刃の回転2
  • 切断刃は右図のように円盤形状をしており、16個の位置決
    め用の穴が開いています。
  • 1カ所で1,000心の切断が目安ですので、1周で約16,000
    心の切断が可能です。
切断刃の回転3

※CT-30の場合で、製品によって詳細は異なります。