清掃箇所と方法
上下左右のファイバクランプおよび、切断刃を必ずエチルアルコールをひたした綿棒で清掃してください。
※これらの清掃を行わないと、光ファイバをクランプする力が弱まる、光ファイバの高さがずれてしまうなどの理由で、規定の傷の大きさが得られず、良好な切断ができなくなります。
切断刃の回転
清掃しても切れない場合は、以下の要領で刃のポ
ジションを変更してください。
- ブレードカバー・心線屑箱を取り外す。
- 刃スライドボタンをロックする位置まで押す。※1
- 切断刃止めネジを緩める。
(六角レンチ1.5mm)
- 切断刃のポジションを1穴分移動させる。
(コットン・綿棒などを介して回してください) - 切断刃止めネジを締める。
(切断刃止めネジを強く締めないでください。
刃・カッタ本体の破損の原因となります。) - ※1 手順2の後、屑回収装置を外すと、より簡単
に切断刃を回転することができます。
- 切断刃は右図のように円盤形状をしており、16個の位置決
め用の穴が開いています。 - 1カ所で1,000心の切断が目安ですので、1周で約16,000
心の切断が可能です。
※CT-30の場合で、製品によって詳細は異なります。