付属ソフト LinkWare出力レポートの解説 ① (メタル編)

LinkWare出力レポートの解説 ① (メタル編)
    • 1ロゴ
    • 測定を担当した会社のロゴ等をビットマップ形式で自由に挿入可能。
    • 2規格バージョン:合否判定に用いた測定規格データベースのバージョン。
    • ソフトウェア・バージョン:テスタを制御するソフトウェアのバージョン。
    • NVP:ケーブル長の測定に関するパラメータ。デフォルトは69.0%を使用。
    • 3テスタ情報
    • 使用したテスタ機種とそのシリアルナンバー、およびアダプタの種類を表示。
    • 4最悪マージン : NEXT の測定において規格値と実測値が最も接近している周波数での、2値の差。
    • 測定規格 : テスト時に選択した測定規格。
    • 不良のしきい値 : ケーブル・インピーダンスの急な変化に対する許容値。デフォルト 15%。インピーダンスが100Ωの場合、±15Ω以上の変化にて不良となる。
    • HDTDRという機能により、本体から何m地点でこの規定から外れているかを知ることが可能。もし、一個所でもそのような部分があれば“不良”としてテストレポートに表示。
  • 5ケーブル長・伝搬遅延:ここでは、測定規格としてパーマネントリンクを選択、最大長は90m。長さの合否判定は最も短いペア、言い換えれば最も伝搬遅延時間の小さいペアで判定。
  • 6抵抗値:TIA規格では規定なし。
  • 7インピーダンス:TIAやISO規格ではDTX-1800のようなフィールド・テスタで測定する項目としてインピーダンスは含まれておりませ ん。従って規格で定められていない項目に関してはAUTOTESTで測定しないため、空白となります。また、インピーダンスの不連続の項では本体から何mの位置でインピーダンスがずれているかを表示。
  • 8挿入損失:最も減衰が多かったペアでの実測値と、その周波数における規格値を表示。
    • 9最悪ペアー
    • 最悪マージン、および最悪値の結果が現れたペアを表示。
    • 10測定項目
    • 2行目は表示されている測定項目の最悪マージンを表示
    • 11周波数
    • 最悪マージン、および最悪値の結果が現れた周波数を表示。
    • 12規格値
    • 上記の周波数における規格値。
    • 13最悪マージン
    • この列では、各測定規格における最悪マージン(規格値と実測値が最も接近している状態)の状況を表示。
    • 14最悪値
    • 規格値等に関係なく実測値において最も悪かった値を表示。
    • 15メイン/SR
    • 測定項目によっては測定する方向によって結果が異なるものもありますので、本体側から見た結果と子機側から見た結果の両方を表示。
    • 16周波数特性図
    • DTX-1800では測定レポートに周波数特性のグラフを表示、全測定周波数帯に渡ってのマージンを直感的に参照可能。
  • 17実測値:4 ペアそれぞれの結果が重なっているので見にくいかもしれません。
    • 18規格値
    • ※挿入損失を除き実測値の線がグラフの上方にあるほど良い結果であると言えます。この規格値と実測値の線の間隔が最も狭いところが最悪マージンであり実測値の線が、グラフの最も下部に行っている部分が最悪値。

付属ソフト LinkWare 出力レポートの解説 ②(光ファイバ編)

付属ソフト LinkWare 出力レポートの解説 ②(光ファイバ編)
    • 1テストした日付と時間
    • テストに使用した測定規格
    • 測定した結果の中で、一番悪い結果が最悪マージンとして表示される。
    • 2測定方向:
    • R -> M( リモートから本体)
    • M -> R( 本体からリモート)
  • 3ソフトウェア・バージョン : テスタを制御するソフトウェアのバージョン
    • 4S/N
    • 使用したテスタ機種とそのシリアルナンバー。
    • 5n:屈折率
    • テスタに設定されている屈折率を表示。
    • 6波長(nm):光の測定波長(単位:ナノメートル)
    • 減衰(dB):光の減衰量測定値(単位:デシベル)
    • 減衰規格値(dB):各規格で定められたリミット値
    • 減衰マージン(dB):規格値と測定値との差(規格値に対して測定値がどれくらい余裕があるかの度合い)
    • 基準値(dBm):最初に測定した基準の光パワー(単位:ディビィエム)極性はマイナス