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展示会情報
2015商品展示説明会 in 北海道
掲載日:2015/12/3
最新機器に驚きの声続出!実演が好評の北海道展示会
概要
2015年7月10日(金)に、つうけん花川ビルにて、「商品展示説明会 in 北海道 2015」を開催いたしました。
本展示会は、北海道総代理店である(株)つうけんアクト様と共催で例年開催しており、本年度はメーカー等11社にもご協力いただき、光関連分野から電力・クリーンエネルギー分野まで幅広い機器の商品展示を行いました。
当日は晴天にも恵まれ、300名近いお客様にご来訪いただき、大変盛況な展示会となりました。
日時 | 2015/7/10(金) |
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地域 | 北海道 |
会場 | 株式会社つうけん つうけん花川ビル |
対象分野 | 光ファイバ接続機器、光測定機器、メタル関連機器、イーサーネット測定機器、無線測定機器、電力・クリーンエネルギー測定機器、その他通信工事用機器 |
主催者 | NTTレンタル・エンジニアリング株式会社、株式会社つうけんアクト |
展示内容
開催にあたっての試み ~模擬線路の構築~
本展示会では、幅広い分野の機器を展示しますが、メインとなるのは、光ファイバ工事関連機器です。
ただ、一口に、光関連機器といっても、NTT局内で使用するものや、地下設備や柱上で使用するもの、又はお客様宅内で使用するものなど、利用シーンは様々です。
また、商品を陳列するだけの展示では、使用感が伝わりにくく、商品の良さが満足に訴求できません。過去に弊社が行ったアンケートでは、現場の作業者が機器を選ぶ理由は「使いやすい」、「慣れている」というご意見が多数を占めていました。
そこで、(株)つうけん 人材開発部様の協力のもと、NTT局~地下設備~架空設備~お客様宅までの光設備を模した「模擬線路」を会場内に構築し、利用シーンに合わせたデモを実機で行うことで、お客様にわかりやすい展示になるよう、工夫を図ってきました。
今年も、「模擬線路」を構築し、多数の商品展示を行いましたので、その中からいくつかご紹介いたします。



展示ブース:誤抜去防止ツール展示コーナー
通信工事において、誤抜去(使用中の光ケーブルを誤って装置等から取り外すこと)は重大な誤切断事故の一つとなります。
誤抜去を防止する最も重要な対策は、作業する光ケーブルを正しく識別することであり、可視光源や、光ファイバ心線対照器などの機器を使用するのが一般的です。
しかし、最近の光設備では可視光源の使用が禁止されていたり、心線対照器で識別できないケーブルがあったりと、従来の機器では正しく光ケーブルの識別ができない状況が増えています。
そんな中、昨年冬に非常にユニークなケーブル識別器である、「光ファイバ識別器(CFT-810)」がレンタル開始となりました。今回はこの商品を「模擬線路」を使用してデモ展示いたしましたので、展示内容をご紹介します。
光ファイバ識別器(CFT-810):
光ケーブルの識別の際に、最も一般的なのが可視光源ですが、最近の光設備では可視光源の使用が禁止されている場合が多く、また、可視光源を使用したとしても誤って作業対象外のケーブルを強く曲げることで、曲げ損失による通信断を発生させたり、曲げすぎて断線させたりという通信事故につながる可能性があります。
光ファイバ識別器(CFT-810)は、ケーブルを軽くたたくと、画面のインジケータが反応してケーブルを識別することができます。
本展示では、模擬線路のNTT局内側にCFT-810を設置し、約180m先の宅内側の光ケーブルをたたいて、CFT-810が反応するデモを行いました。
説明を聞いていただいたお客様の多くが、可視光源が使えずケーブル識別に困ったことがある経験をお持ちで、局側に向けて識別器から信号を送っても問題ないのか?どの程度の距離まで識別可能なのか?など様々な質問がでておりました。
この機器は新しい商品のため認知度も低く、またユニークな商品のためカタログの記載内容だけでは実際にどのように使うのかが伝わりにくい商品でした。そこで、現場と同じような環境の模擬線路を使い、実機でお客様に使い勝手を試していだくことで、「これはいい、現場で使えそうだ」というご意見をいただくことができました。


展示ブース:高難度配線工事関連機器展示コーナー
光ケーブルの開通工事の際に、お客様ビルの配管が使用できないことが原因で、工事が延期・中断したり、契約取り消しになったりすることがあります。
ビルのテナント業者など、設備に手を加えられないエンドユーザ様は、こういった場合に非常に困ります。
そこで、そういった配線困難な状況に有効な便利なツールを集めてキット化した商品をレンタル開始しました。それが、「通線ツールキット」です。
今回の展示会では、会場内に「模擬天井」を作成して「通線ツールキット」を使用した配線工事のデモを実施いたしましたのでご紹介します。
通線ツールキット:
通線ツールキットには、屋根裏配線に特化した「屋根裏配線ツール」が付属しています。
これは、L字型の操作棒で、先端にカメラが付いています。このカメラのついた先端部を、天井のダウンライトの穴などから挿入し、通線したいケーブルを探す仕組みになっています。また、カメラの先端は2mまで伸びるので、先端に通線ツールキットの付属品である、フックや磁石を付けたりして、ケーブルを通線できるようになっています。
展示会では、模擬天井を会場内に設置して、通線ツールキットを使って天井裏の通線を行うデモを行いました。
実際にお客様に屋根裏配線ツールを持っていただき、屋根裏に伸ばしたカメラで通線したいケーブルを探していただきます。
モニタを見ながらの作業は、最初は慣れませんが皆さん徐々にコツをつかんで通線できていました。また、カメラ操作に慣れていただくために、模擬天井の中にノベルティを置いて、カメラでノベルティを探す遊び心を持ったデモも行いました。
この商品も、カタログ上では使い勝手が伝わりにくい商品でしたので、こうして実機でデモを行うことで、商品のメリットや操作方法をお客様に理解していただくことができました。



おわりに
模擬線路内のその他の展示コーナーや、メーカ様の展示ブース、弊社の展示ブースも大変盛況で、多くのお客様に最新の機器を手に取ってみていただくことができました。
NTTRECの展示会は、最新の機器を実際に手に取って触れるよい機会となりますので、機器の導入を検討されているお客様は、お近くのエリアで開催される展示会に、是非足を運びください。
社員一同、お待ちしております。
出展会社
- 横河ソリューションサービス(株)
- アンリツ(株)
- (株)TFF
- 原田産業(株)
- (株)フジクラ
- 住友電気工業(株)
- 古河電気工業(株)
- NTTアドバンステクノロジ(株)
- NTT東日本 技術協力センタ
- 日本ヒルティ(株)
- 新栄電子計測器(株) 〈順不同・敬称略〉
展示会風景
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お客様の声
- 最新の機器を拝見する事が出来ました。ありがとうございました。
- 実際に現場などに行った際必要な物ばかりだと思いました。
- 実演もありとてもわかりやすかった。
- どの商品も現場のニーズを反映させていると感じた。
- 普段使用している機器の不満や要望をきいてもらえた。
お問い合わせ
筑波エンジニアリングセンタ
〒300-0048 茨城県土浦市田中3-8-25
TEL:029-825-0003 FAX:029-825-0006